お葬式の手順~葬儀後
葬儀後の諸事と法要の営み方
≪1.あいさつ回り≫
- お世話になった近所の方、町内会の方々、故人の勤務先、故人の恩人など、遅くとも初七日頃までに挨拶をすませましょう。
- 遠方からの参列者、弔電や供養をいただいた方には、別途お礼状を出しておくと良いでしょう。
≪2.諸費用の精算≫
- 医療費の支払いは、早めにすませます。謝礼をしたい時は「御礼」又は、「志」と書いて適当な品を持参します。
- 寺院への「お布施」は、一般的に葬儀終了後にするようです。
「お布施」はお経料ではありません。法施に対しての財施のことです。したがって御経料、枕経料、志、寸志、御礼等と書くのは間違いです。
≪3.遺品の整理と相続≫
- 遺品の整理では、仕事関係の書類に注意しましょう。
- 各種年金の手続きは、早めに行いましょう。
- 共済金(保険金)の確認をし、請求手続きをします。
- 相続税の申告と納付は、6ヶ月以内に行います。※遺言の有無を確認して下さい。
≪4.忌日法要・年忌法要≫
- 仏式では、故人に対する供養と感謝を忘れぬ為に法要を営みます。葬儀後、初の法要が死亡した日から数えて七日目の「初七日」です。
- 宗派、地域によっては六日目に「お逮夜」といって初七日をとり行うようです。
- 初七日・四十九日(地域の習慣や様々な都合で三十五日の場合もある)の法要には、近親者を招いて料理、その他でもてなし
ます。
- 法要の日取りは、僧侶の都合を聞いて決定し、招待者へは早めに日時、場所を連絡します。
- 四十九日は「満中陰」ともいわれ、喪明けの日になります。
- 四十九日後は、百ヶ日、初盆と続き、死亡した翌年の同月・同日が一周忌となります。
- 一周忌の法要は四十九日法要と同様に近親者のもてなしをします。
- この後は満二年目の三回忌、六年目のの七回忌、十三、十七、二十三、二十七、三十三、三十七、五十回忌と続きます。
お問い合わせはこちら